自然観察

【自然観察編】初心者におすすめの双眼鏡『Kenko New Mirage 7×50 ポロプリズム式』

自然観察

自然観察をしていると花や虫、鳥などたくさんの生き物を見かけますよね。

花や虫などは観察しようと思えば近づいて隅々まで観察できますが、スズメやハトなどの鳥類やタヌキなどの哺乳類などはそばまで近寄るとすぐに逃げてしまいます。

近づかずに遠くから観察することができるアイテムとして双眼鏡がありますが、いざ買おうと思っても性能や価格の面で迷ってしまうこともありますよね・・・

個人的に性能が良くお手頃な価格だと思う双眼鏡は『Kenkoケンコー Newニュー Mirageミラージュ 7×50 ポロプリズム式』です。

今回は初めての双眼鏡選びで迷っている方に向けて、私が自然観察に行くときにいつも愛用している双眼鏡 『Kenkoケンコー Newニュー Mirageミラージュ 7×50 ポロプリズム式』の仕様や長所・短所などについてご紹介したいと思います。

以下の方にオススメです。

  • 双眼鏡を使うのが初めての方
  • 予算1万円以内で性能に優れた双眼鏡を購入したい方

Kenko New Mirage 7×50 ポロプリズム式

仕様

ブランド名Kenko(ケンコー)
種類ポロプリズム式
コーティングマゼンタコート
ズーム倍率7倍
口径50㎜
実視界6.8°
1000m先の視野118.8m
寸法16.7×6.5×19.8㎝
重さ790g
価格10,000円以内
製造国日本

ポロプリズム式

ポロプリズム式の特徴

  • 接眼レンズより対物レンズの方が幅広くなっている双眼鏡
  • 低倍率~高倍率まで対象物を明るくはっきりと見ることができる
  • 双眼鏡のサイズはやや大きめになる
  • 風景や星空観察などに適している

マゼンタコート

マゼンタコートの特徴

  • レンズ面に単層のコーティングが施されている
  • 光の反射を抑えて明るく見えるようにする効果がある

口径

対物レンズの口径は50㎜と大きく星空観測やバードウォッチングなどに向いています。

〇メリット

  • 光を多く集めるため視界が明るく見える
  • 解像度が高くなり遠距離のものが見えやすくなる  
  • 視界が広がり動いているものを追いやすい

〇デメリット

  • 携帯するにはサイズが少し大きい
  • 手に持った状態での長時間の使用は疲れやすい

実視界

レンズを覗いたときに双眼鏡を動かさずに見える範囲のことをいいます。

今回の双眼鏡の実視界は、6.8°と視界が広めになっています。

1000先の視野

双眼鏡を覗いたときに動かさずに見ることができる1000m先の範囲をメートル(m)で表したものです。

今回の双眼鏡は、1000m離れたところから双眼鏡で覗くと118.8mの範囲を見ることができます。

寸法・重さ

  • 寸法は16.7×6.5×19.8㎝と全体的に大きめで、重さは790gとなっています。
  • 双眼鏡を覗く際には両手で持って観察すると安定します。
  • 手に持った状態で長時間使用していると腕が疲れやすくなります。

ピントの合わせ方

  1. 真ん中のピント調整リングを回し、左レンズのピントを合わせます。この際右レンズ側の目は閉じておきます。
  2. 右レンズ側にある視度調節リングでピントを合わせます。この際左レンズ側の目は閉じておきます。
  3. ピントが合えば完了です

購入経緯

私は幼いころから自然が大好きで自然観察に出掛ける機会が多かったのですが、当時はまだ双眼鏡を持っていませんでした。

双眼鏡が本当に欲しいと思ったきっかけは、私が学生の時にボランティアイベントの勉強会に野鳥観察をするというものがありました。

その時に、貸し出された双眼鏡がKenkoのNew Mirage 7×50 ポロプリズム式でした。

初めて使ったのですが、ピントが合わせやすく肉眼では遠くて見えづらい野鳥もはっきりと見えました。

キジやカワセミなど近くでは中々見られない鳥も見ることができ、双眼鏡があれば自然観察の楽しみ方の幅が広がると思いそのあとすぐに購入しました。

価格は5,000円ほどで双眼鏡の中では比較的お手頃な価格で購入できました。

学生の時に購入しましたが今でも愛用しています。

長所・短所

実際に使用してみて感じた長所・短所について挙げています。

〇長所

  • 価格が10,000円以下で購入できる
  • ピント調整リングや視度調節リングが大きいため、操作しやすくピントが合わせやすい
  • 視野が広く広範囲を見ることができる
  • 視界も明るくはっきりと見ることができる
  • 双眼鏡本体にもストラップがついており首掛けができる

〇短所

  • レンズのカバーは簡単に外れやすいため、首掛けのときはカバーは付けない方が良い
  • 重さは790gとやや重く、長時間持ち続けて使用すると腕が疲れてくる
  • 双眼鏡本体につけるストラップは自分で付ける必要がある
  • 防水仕様ではないため、雨天時や水辺での使用は気を付ける

まとめ

今回は、私が個人的に良いなと思っているKenko New Mirage 7×50 ポロプリズム式について紹介させていただきました。

双眼鏡を始めて使う方には入門機として最適の機種だと思います。

この記事が双眼鏡を使って自然観察を始めてみたい方や価格が10,000円以下で性能が優れている双眼鏡が欲しい方に少しでもお役に立てられたら幸いです。

今回は以上です。

ご覧いただきありがとうございました。

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