家庭菜園

病気で格安価格になっていたミニバラを開花させるために工夫したこと

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みなさん、ミニバラを購入したことはありますか?

新しいミニバラを入手しようと思うと、花が開花する時期に購入するかと思います。

反対に開花時期が終わり病気になってしまったミニバラを欲しいと思う人は少ないかもしれません。

特に季節が夏から秋へ移り変わる時期にホームセンターの園芸コーナーへ行くと花の時期が終わり売れ残ったミニバラ苗が格安価格で棚の隅っこに置かれている光景を見かけたことはありませんか?

近くで見てみると、中には黒星病(別名:黒点病)という植物の病気で弱っているミニバラ苗も…。

今回は黒星病の状態で購入したミニバラを開花させるために実際に工夫したことについてご紹介したいと思います。

期間は2021年9月【購入時】~2022年7月【開花時】です。

この記事は以下のような人におすすめです。

  • 開花時期が終わってしまったけれどもミニバラ栽培に興味がある
  • 花の旬が終わった後にミニバラを購入したら病気だった

ミニバラの購入~開花まで

ミニバラと必要な資材の購入

ミニバラの品種

・ミニバラ【品種名:パティオヒット】 

必要な資材について

赤玉土(小粒)

鉢底石

8号鉢

鉢皿

※注意

  • ミニバラは店舗や季節によって取り扱われていないことがあります。

今回、購入したミニバラは元が1,500円でしたが、花の見頃が終わり病気にもかかっていたため、200円で購入できました。

ミニバラ苗の植え替え【9月】

黒星病の病原菌による再発症を防ぐために苗の土ごと交換し、苗の土の代わりに新しく購入した赤玉土を用土として使用しました。

1.黒い斑点がついている葉をすべて摘み取ります。

2.ポットから土ごとミニバラ苗を出します。

3.ミニバラ苗の根の周りの土を水で洗い落とします。

4.洗った後、ミニバラ苗を株ごとに分けます。

6.鉢の中に鉢底石を敷いてからミニバラ苗の置く場所を決めて赤玉土を入れます。

7.ミニバラ苗の植え替え完了です。

植え替え時のポイント

  1. ミニバラ苗の葉に黒い斑点がある場合、黒星病の病原菌が付着しているため斑点のついた葉はすべて取り除きます
  2. 土を洗い落とす際、葉と同様に苗ポットの土内に病原菌が付着しているため念入りに根の周りを洗い落としてください。
  3. 鉢内に苗を配置する際は、株同士の間に隙間を作り密植を防ぐことで株の間の風通しが良くなり、病気になりにくくなります。

植え付け後の管理【9月~7月】

置き場所

  • 鉢はベランダなどの日当たりと風通しのよい場所に置いていました。
  • 冬場は室内に移動させ、晴れている日などは日光の当たる窓際などに置くようにしていました。
  • 春から夏にかけては、成長を促すために外に出していました。

水やり

  • 季節ごとで時間帯を変えながら行っていました。
  • 冬は暖かい午前中、夏は涼しい朝と夕の時間帯、春秋は暖かい日中に鉢の底から水が出てくるくらいの量を与えていました。

※肥料は日光と水のみで栽培を行っていたため、液体肥料や固形肥料は与えていません。

開花時の様子【7月】

上の画像は購入してから約10カ月後の様子です。

肥料を与えずに日光と水のみだったため、蕾の数は3つほどしか付きませんでしたが、無事に赤い花弁をつけて開花させることができました。

まとめ

今回は、黒星病の状態で購入したミニバラを開花させるために実際に工夫したことについてご紹介しました。

黒星病にかかったミニバラ苗も適切に管理を行うことで開花させることができます。

この記事をきっかけにミニバラ栽培に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

今回は以上です。

ご覧いただきありがとうございました。

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