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【食べ物編】ブロッコリーで話題の『指定野菜』とは?

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最近、世の中ではブロッコリーが2026年から『指定野菜』になるということで話題になっていますね。

今回はこの『指定野菜』について紹介したいと思います。

「指定野菜」と「特定野菜」

指定野菜

野菜の中で特に消費量の多い野菜を国(農林水産省)が定めています。

指定野菜
葉茎菜類果菜類根菜類
キャベツ
ホウレンソウ
レタス
ネギ
タマネギ
ハクサイ
キュウリ
ナス
トマト
ピーマン
ダイコン
ニンジン
サトイモ
ジャガイモ(バレイショ)
※2024年現在

メリット

価格の安定

…指定野菜の価格が下落した際、国からの補給金により収入が補填されます(※)。

経営の安定

…指定野菜は需要が高いため、安定した売り上げが見込めます。

※野菜指定産地制度

指定野菜の価格が安くなった際に、来年も野菜を作れるように指定産地の農家には安くなった分だけ国が支払う制度

デメリット

連作障害

…まとまった量の指定野菜を継続して出荷するため、連作障害による病害虫の発生や地力低下などが発生しやすくなります。

特定野菜

野菜の中で消費量の多い野菜を都道府県知事が選定しています

特定野菜
葉茎菜類果菜類根菜類果実的野菜その他野菜
※ブロッコリー
チンゲンサイ
ミズナ
シュンギク
ミツバ
コマツナ
カリフラワー
セロリ
アスパラガス
フキ
ニラ
ワケギ
ニンニク
ラッキョウ
ミョウガ
カボチャ
ニガウリ
シシトウガラシ
サヤインゲン
サヤエンドウ
グリーンピース
スイートコーン
ソラマメ
エダマメ
オクラ
カブ
ゴボウ
レンコン
ヤマイモ
サツマイモ
イチゴ
メロン
スイカ
ショウガ
シイタケ
※2024年現在

指定野菜の歴史

1966年に「野菜生産出荷安定法」が制定されました。

野菜生産出荷安定法(野菜法)

主要な野菜の生産地における生産及び出荷の安定と国民の野菜消費の安定を目的とした法律

指定年指定野菜
1966年キャベツ・キュウリ・ダイコン・タマネギ・トマト・ハクサイ
1967年ニンジン・ネギ
1968年ナス
1969年レタス
1970年ピーマン
1971年サトイモ・ホウレンソウ
1974年ジャガイモ
2026年ブロッコリー(予定)

まとめ

2026年にブロッコリーが指定野菜になるということで、今回はその『指定野菜』について紹介させていただきました。

日頃から美味しい野菜を作ってくれている農家さんには感謝しています。

いつもありがとうございます。

今回は以上です。

ご覧いただきありがとうございました。

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